コラム column
インプラント治療は保健適用の対象?医療費控除は受けられる?
こんにちは。
福岡市南区の歯医者「うちまる歯科クリニック」です。
あごの骨に人工歯根を埋め込むインプラント治療。
歯を失った場合、これまでは入れ歯やブリッジなどを使って治療をしていましたが、インプラントが開発され、ご自分の歯とと比べ遜色のない噛み合わせ、噛み心地が得られるようになりました。
インプラント治療は原則として保険適用されない自由診療ですが、2012年から一部の治療には保険が適用されるようになりました。
今回は、インプラント治療の保険適用や医療費控除についてお話しします。
インプラント治療が保険適用になるケースもある
インプラント治療が保険適用となるケースは、以下のようなものです。
・病気や第三者によって起きた事故により、顎の骨を広く失ってしまった
・3分の1以上の顎骨が生まれつき欠損している、または形成不全である
また、インプラント治療を保険適用で行うためには、行う施設にも以下の条件があります。
・歯科または歯科口腔外科の病院(保険医療機関)である
・歯科または歯科口腔外科に5年以上の経験がある、または3年以上のインプラント治療経験がある常勤医師が2名以上配置されている
・当直体制が整備されている
・医療機器や医薬品の安全確保のための体制が整備されている
このように、インプラント治療を保険適用で行うためには、厳しい条件があることがわかります。
インプラント治療では医療費控除が利用できる
一方、一般的な原因としてよくあるむし歯、歯周病、加齢による歯の喪失などでは、インプラント治療に保険適用することはできません。
そのため自由診療となり、治療費が高額になりがちです。
高額な自由診療の治療費の負担を減らす方法として、医療費控除という制度があります。
医療費控除とは、毎年1月1日から12月31日までの1年間に支払った医療費について、以下の条件に当てはまる場合に所得控除を受けられる制度のことです。
・1年間の医療費が10万円以上かかった
・1年間の所得金額の合計が200万円未満で、医療費が所得金額の合計の5%以上かかった
医療費控除を受けるためには、翌年に確定申告を行う必要がありますので、医療費控除制度を使いたい方は忘れずに申告を行いましょう。
当院でのインプラント治療について
うちまる歯科クリニックで行うインプラント治療では、ストローマンインプラントという世界トップクラスのシェアを誇る老舗メーカーのものを使っています。
スイスのベルン大学で行われた10年間の臨床研究において、成功率は97%と報告されており、長期的な信頼性や安全性にも優れています。
インプラント治療を行う場合、まずカウンセリングを行い、お口の中のコンディションを整えてから一次手術、二次手術と進んでいきます。
きちんと段階を踏んで治療を行うことで、術後のリスクを減らすことができます。
インプラント治療について気になることがあれば、ぜひ一度ご相談にいらしてください。
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